1500年のロマン 越前和紙

『それは この地で式部に愛された』

 越前和紙の起源に、26代継体天皇がまだ越前におられた頃、岡太川の上流に美しい女神が現れ、村人たちに紙の漉き方を伝授したという伝説があります。
 いまから1500年前のこと。
 中国から紙漉きが伝わったとされるのは、日本書紀では610年とされていますから、越前和紙はそれより以前に日本に紙漉きが起こったことを示しています。
 そして紫式部は、源氏物語を執筆する以前に、越前国守に任じられた父・藤原為時に連れられ、国府の置かれた武生に1年間滞在しました。この越前の地でそのころ貴重であったこの和紙を手にしたことは容易に想像がつきます。
 ロマンあふれる『越前和紙』です。
 公家や武士階級が紙を大量に使い出すと益々盛んになり、「越前奉書」「越前鳥の子」などは上質紙として高い評価を得ました。
 その後も幕府や領主の厚い保護を受け全国でも有数の産地に発展し、繊細優雅な肌合いを身上として、その種類の豊富なことは他の追随を許しません。

和紙の里通り

施設
紙の文化博物館
パピルス館
卯立の工芸館
岡太神社
・和紙の里・・昔ながらの街並み


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